美術家名や都市などブログ内を検索してね

2018年10月9日火曜日

イタリア旅報告:飛行機豆知識とアリタリア

私のような貧乏人で体力もイマイチだと、飛行機はアエロフロート(ロシア)を選びたくなります。昔からロシアは安くてパイロットのレベルが高いので有名でした。空港が悪いとか荷物を預けると危険だとかも言われてたけど、モスクワ空港が綺麗になってからはそれも気になりません。面倒なのはユーロが使えないことくらい。でも私の旅では働く女性たちが主流なので、時短してほしいということで直通のアリタリアになりました。

写真はアリタリア航空のサイトから

成田発ローマ乗り換え、ブリンディシ着は夜になります。私は必ず乗り換え時間を2時間以上見るので仕方ありませんし、出発が朝でないのは東京に住む者にとっては楽です。でも特に往路は飛んでる時間だけでも12時間を超えるので実質飛行機の中に14時間は閉じ込められます。辛い〜💀ロシアだと飛行時間が9時間半かからないので全然違います。

特に往路は寝なきゃいけないというプレッシャーで、普段から眠れないのにますます眠れず、さらに機内って乾燥してて埃だらけだから目が真っ赤に。食事はありえないくらい酷い。イタリア着いたらあんなに美味しいのに、機内の酷さはなんなの??むかーしのレンジ食品パスタってあんな感じ?😖

ま、面白いのは職員(キャビンアテンダント)の話くらい。「この前・・が美容整形したの知ってる?」「えーそうなの?何したの?」「目の周りの皺をとったんだって」「分かる。で、見たの?良ければ私もやりたいけど・」「えー、私は皺は気にならないわ。それより顎の下のたるみねっ!問題は・・・」と延々と1時間近く詳細に語り合っていました。皆ゴージャスなおば様方です。失恋の話で、泣きながら仕事してたこともあった。日本の飛行機だったらあり得ないんだろうね。ほとんど乗ったことないから知らないけど。日本人男性のキャビンアテンダントは見たことないけど海外はよくいるので、彼らも超気軽に話しかけてきて面白い。これって他の国でもこういう会話してるんでしょうか?他の言語の分かる飛行機乗る人教えてください。

あとはアリタリアからとってきた写真でも分かるけど、制服がお洒落。特に最初と最後はハイヒールに履き替えて、これが緑のグラデーションでカッコいい。流石!でもなぜか日本人スタッフはイタリア人とは違った制服でダサかった。残念だな〜。

疲れるの分かってたからコンフォートシートにしようかと思ったら、以前はそんなこと言われなかったのに、ネットに有事の時にはアテンダントの手伝いができるように、語学ができ体力に自信のある人みたいなことが書いてあった。私がパニックものの映画で活躍するにはどうしたら良いのか悩んだけど、全然問題なく席がとってあった。


なんとかローマ到着して乗り換え。格安はどこでも一番遠い所だけど、イタリアの飛行場は当然ながらアリタリアが一番良い位置を占めてるのですぐ分かる。私は小さい飛行機が好き。外を歩いて飛行機に近づき、風にボワ〜って吹かれながら梯子登って昇降する。気分が上がるー💚

長時間乗ってる時、席は絶対通路側だけど、短時間の時は窓側が良いよね。上空から街が見えて楽しい。そうそうアリタリア48時間前からチェックインできるの知ってる?今回随分楽だった。

それに成田はコンピューター化もすごく遅れてるけど、イタリアは指紋や顔認証でセキュリティーチェックが当たり前で、パスポート置いてカメラを見ればすぐ通過できる。楽ち〜ん。

何度も言ってるように、私は荷物は絶対預けない主義なので、ブリンディシに着いたらすぐ出てこられる。帰りは仕方なく預けるけど、1時間近く待ったりするし、バッグの酷い扱われようも嫌だから。

今回は行きは周囲が日本人ばかりで特に面白いことはなく(日本人が嫌いとかじゃなく、日本人は知らない人と面白い話とかしないから)、帰りは大量のスペイン人に囲まれて、日本で絶対食べないといけないもののメモ書きに忙しかった。イタリア人とももちろん交流するよ。機内は暇だし、言葉の訓練と交流の場。言葉を勉強してる人、喋らないとね😃


0 件のコメント:

コメントを投稿