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2018年10月7日日曜日

イタリア旅報告:お土産、食べ物編

正直言って、私は食にお金や時間をかけたくない方です。
お金や時間は、聖堂、博物館巡りや入館料、書籍、次に衣類に使います。

とか言いながら、イタリアではめっちゃくちゃ美味しいものや料理店が目白押しなので、結局食べています。何しろ日本だったら、ぺっら〜っと数枚入った生ハムが何千円もしたりするけど、イタリアなら食べ放題的に百倍美味しいものが食べられる。大げさっていうけど、そうじゃない。美味しいかどうかは、かなり新鮮さにかかってるから、スライスしてパックになってるだけでもうアウト。

で、隠して生ハムとか持ち込んじゃう人の気持ちも分かるけど、マトモに持って帰れるものだけ。


今回はお土産も、私にしてはかなり買って帰りました。一目でわかる通り私にとって重要なのがコーヒー。ナポリの誇るパッサラックァからスーパーの経済的なものまで色々買いました。キンボも有名なコーヒーで、日本でもこれを使ってるイタリア料理店が結構あります。スタバが嫌い(めっちゃコスパが悪いと思う)なので自分で美味しいコーヒーを入れます。

で、今回絶対買って帰ると決めていたのが、コーヒーカップ。写真じゃわからないけど、これは日本ではなかなか売ってない。肉厚のぶあつーい奴でないとダメ。内側にもNapoli e...て書いてあって、ナポリ湾の絵付き💕 お土産屋さんとか、日用品店とかに売ってるのじゃなく、スパッカナポリの超地元チーなカッフェの奥のショーウィンドーにどーでもいいように置いてあったのを売ってもらいました。イタリアのカッフェって不思議な場所で本当に有益だから大好きです💖 あちこちにあって、長い時間やっていて、地元の情報が満載で、トイレを貸してくれて、困った時には色々と助けてくれる。今までどれだけカフェにお世話になったかしれません。そんなカフェは、日本のお歳暮のお土産みたいな菓子折りとか、コーヒー関連の様々な商品をな〜に〜げなく売ってたりします。今度行ったら注意してみてください。意外に面白いよ。

コーヒー以外には、レモンパスタ数袋。正しくアマルフィで買いました。日本では地元国立のお店でトスカーナ産のを買ったりするけど、柑橘類は圧倒的に南部、しかもティレニア海のもの。


国立のストラーダビアンカ。素敵なお店。覗いてみてね。
http://stradabianca.net/

あとはお菓子類。お土産には一番配りやすい、いっぱい入った袋物(写真には写ってない)は大学の人たちへ。レモンと木ノ実のヌガー各種。杏ジャム、などなど

一番綺麗なのは、写真では判別不能だけど聖キアーラ修道院のお土産さんで、みんなと一緒に買ったチョコレート。ナポリの聖キアーラは、とにかく陶器で全面覆われたロマンティックな中庭でとっても有名なんだけど、流石ナポリ一の観光地の一つとあって、お土産も揃ってた。チョコレートは回廊の陶器の柄を絵にしたものですごく良くできてる。しかも美味しい!


袋が反射してるけど、本物みたいにお城の絵が描いてあるのだ。

あと中世音楽家の友人、櫻田亨さんにリュートの小瓶に入った甘草のお酒。
彼のサイトです。音楽好きの人是非みてね。
http://www.lutelute.com/blog/


それにサレルノ一の眺望を持つ、薬草園で買った薬草茶。


サレルノは世界初の医学校ができた場所。中世の頃の医学っていうのは薬草の研究が中心。体質別に様々な薬草が植えてあって、中世の写本に従って造園されている。すっごく素敵なところだった。色んなお茶とかクリームとかを、いかにも自然愛好家って感じのお兄さんが売ってる。フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ薬局ばかり有名だけど、こっちの方が本家本元。葡萄棚の下の方にはテーブルがあって、ティレニア海がキラキラ光るのを眺めながら、気持ちい〜風に吹かれて、すっごく美味しいお茶をゆったり飲みました。ごった返す、システム化されたフレンツェの薬局とは正反対に、私たちだけで豊かな時間を満喫。その上、みんなでお茶やクリームを買ったら、お茶代は無しにしてくれた。グラツィエ・ミッレ!


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