Palace Hotel San Michele, Monte Sant'Angelo
Palace Hotel San Michele, Monte Sant'Angelo
Palace Hotel San Michele, Monte Sant'Angelo
バルコニーからは満天の星がみえた。今一だったのはレストラン。地下のレストランは、他所が美味しいものだらけだったので、冴えなかったけど宿泊客で一杯でした。ま、ホテル嫌いの私もこの位特徴あれば嬉しい。
Palace Hotel San Michele, Monte Sant'Angelo
次はナポリから30分のサレルノのホテル。私が新しい雑誌もらって威張ってるのが、そのホテルのサロン。雑誌ったって下らない芸能雑誌じゃないよ。社会、歴史を話題にした日本にはないタイプの雑誌。イタリアにはよくあるしセンスも良い。ここがとても良かったのはとにかく駅前で移動に便利。サレルノの駅は旧市街から離れていない上、店舗が並ぶ中央通りも駅から出てるので、本当に便利。典型的な三ッ星ホテルで、面白いことは何もないけど、足りないものも何も無い。若いスタッフはみんな感じが良くて、朝食も明るい部屋で三ッ星にしては豪華だった。
Hotel Plaza, Salerno
みんなと泊まったのはこの二つだけ。私の旅は少人数だから大型ホテルの同じ部屋を何室も取らないで済む。学生時代みたいに、みんなであーだこーだ言いながら泊まるのが楽しいの。
Hotel Amadeus, Caserta
実はYさんだけみんなの後に発った。もし彼女がもう一日でも長くいられたら、イスキアとかナポリの近くの島のホテルで寛ぎたかったけど時間が無かったので、彼女が発つのと同時に私もナポリを離れて、ベネヴェントと悩んだけどカゼルタへ行った。
Hotel Amadeus, Caserta
ナポリから30〜40分のカゼルタにはヴェルサイユを凌ぐ気合いで建設された王宮があるけれど、その他に中世の古カゼルタや、足を伸ばせばベネヴェントがあるので連泊してあちこち見る予定だったので、移動に便利に駅近の評価の高いホテルを選んだ。もっと経済的なホテルが駅付近にあったけど、ナポリの駅周辺の汚さがあまりに強烈で(何度か行ってるけど、だいぶ改善してるんじゃないかと期待してたらまだまだだった。やはりナポリは異次元!)格安駅近は避けました。結果からするとその方が良かったかもしれない。
Hotel Amadeus, Caserta
ナポリから30分離れただけなのにカゼルタへ着いたら、何もかもが別世界。整理整頓されていて落ち着いていた。別に東京で暮らしていたら普通だけど、ナポリから来たから街の清潔さに感動しちゃった。三ッ星ホテルにしては、個人経営っぽい雰囲気満載のアマデウスは18世紀の建物を改造してるので中庭形式で、朝食は、今は駐車場になってる中庭の別棟へ食べに行く。隣にはオーナーのドラムセットもあって暇なときは訓練してる。夜、微妙にドラムの音が響いてた。イタリア人にとって、絵は家と切っても切れない重要なもの。あらゆる空間に様々な画家の作品が掛かっていて、私にはそれを見るのも楽しみ。
Hotel La Stazione, Napoli
いよいよ最後のホテルは当然ナポリ。何があるか分からないから、絶対出発の前の日には空港がある街へ泊まる。本当はカゼルタへもう一泊してナポリは一泊のつもりだったんだけど、今まで一度も降らなかった雨が、みんなが帰国した途端せきを切ったように降ってあまり動けなかったから、ナポリへ戻って来た。ベネヴェントは次回に。ここでは空港行きのバス停に近い安いホテルを選んだ。ホテル名もそのまま「駅」。ところがホテルって何???カオス状態の人々を掻き分けながらホテルの住所へ行くと、怪しげな建造物の奥へ。一応中庭形式でエレベーターがあったからホッとする。だってB&Bでなくホテルにした理由は、最終日で荷物が重くなってるから階段を持って上がらずに済むように、ってもの。それなのに一階(日本の二階)へは使えないという、鍵付きのエレベーター!え〜っ!て落胆を身体表現したら、南部にはどこにでもいる、1年中同じ場所でぶらぶらしてるおじさんがホテルの人を呼んで来てくれて、彼が運んでくれた。マウリツィオという名前。朝食スペースもないし、ホテルの概念を撃ち壊すところだったけど、マウリツィオのおかげで非常に快適に過ごせた。WiFiの状態を最高に設定し直してくれてスムーズにチェックインも済んだし、窓からは興味深いナポリ生活も見られた。
La Stazione, Napoli
部屋の窓からは新たになったナポリ駅が見える。夜、窓の外から怒号が聞こえたので見ると、アフリカ系の若者たちが大勢走って騒然としている。その内一部始終を見ていた向かいのビルのイタリア人たちの拍手が起こり、黒人青年に老人が肩を叩かれながら鞄を渡されていた。引ったくりにあった白人の夫婦を助けたらしい。私も一緒に拍手喝采した。この道は駅前の結構大きな道にも関わらず裏通りっぽくて、ほとんど白人の姿は無い。一階には売れるのか売れないのかしれないアフリカ系の人たちのお店が並んでいる。国際的大都市ナポリの一面を描いた映画のワンシーンのような場所だった。
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