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2017年4月1日土曜日

2016年美術旅行の感想:修道院、写本他

これを書いてくださったKさんは首都大学東京オープンユニヴァーシティの「西洋美術史」の受講者中、私の感じでは一番美術、特に絵画に詳しい方です。

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遅まきながらローマ旅で印象的だったこと

🍷修道院にて
院内(堂内?)に描かれた絵の素晴らしさはもとより、神に一生を捧げた人々の祈りと労働の場は、農園や薬草の植物園のようでもあり、居室、作業場があり、中世の人々も病院や養護院のように頼りにしていたであろうと思いました。工房は技術や文化の継承を担う重要な役割があったと思います。権力の攻防も色々とあったのでしょうね。

📖写本について
羊皮紙の白さ、滑らかさ、艶やかさに驚きました。そして本が宝箱のような貴重品から段々と小型化して貴婦人たちも所有するようになり、マリアも手に持って描かれるようになったのだなと。

ローマについては沢山ありすぎていいつくせません。
エマヌエレ宮殿は何となく遠ざけていたけれども、隣の博物館からフォロ・ロマーノがあんな素晴らしく一望できるとは知りませんでした。
渦巻教会もみたし
教会の名前がすぐこんがらがるのが残念です。📩


(写真:ローマのカンピドーリオはカピトリーニ博物館内からのフォロ・ロマーノ)

🎨 私から

Kさんは私が通訳してる時も解説してる時も一際バチバチ写真を撮りまくっていました。良い写真を期待します。何より私は通訳、説明してる時は当然写真が撮れないので、みんなの写真をあてにしているからです。
感想に関しては具体的で、気持ちが伝わります。授業のときいつも言うように、抽象的なことしか言えないようでは身になっていない証拠。具体的な印象や質問が持てることが印象深くとらえた証拠。Kさんはまともな美術愛好家らしくローマについてだけ書いています。何と言ってもローマの大芸術に比較できる場所はないのでそれは仕方のないことですが、メディエヴァリスタ・ロマネスク愛好者の私としては、じゃ「ローマ以外について」って感想もくれるのかな?と期待します🐶

名前がこんがらがるとか覚えられないのは、語学力の問題です。仕方ないですね。カタカナでは非常に覚えにくいですから。写真楽しみにしています💓

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