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2018年8月16日木曜日

2018年9月イタリアの旅:ナポリ:聖エルモ城、聖マルティーノ修道院

9月23日(日曜日)二日目の午後

お昼は超有名ですがウルトラ敷居の低いラーメン屋さんみたいなピッツェリーアへ行こうか?と書いた矢先ですが、ナポリにいる間に一度は必ず行きたいと思ってはいるものの、初日の夜に行ってもいいかな。

昼食後は複合チケットの残り、聖エルモ城と聖マルティーノ修道院へ行きます。

 Presepio

宿の周辺はバス停がいくつもあるし、ちょっと歩いてわざわざフニコラーレ(登山電車ができたので〜🎶)に乗ってもいいし、とにかくヴォーメロへ登ります。

Vomero

ヴォーメロはナポリの高級住宅地でお店も沢山ある所。違うけどナポリの表参道かな〜?カポディモンテのように一段と高い丘なので、歴史的に支配者たちの住まい、そしてかつての支配者たちは大支配、大搾取しておきながら信心深いので、自分の家のすぐそばに修道院を建てたから、お城と大修道院の複合施設が聳えています。

航空写真を見てください。変形六角形がお城(戦いのための形をしています)、その右下にある四角い部分が大修道院の回廊と中庭です。

聖エルモ城から見た大修道院の一部とヴェスヴィオ火山



Vedi Napoli e poi muori(ナポリを見て死ね)

このかっこいい言葉はゲーテが「イタリア紀行」の中で書いて有名になりましたが、彼の創作ではなく、地元の人はそう言ってる、と書いています。な〜んだ。地元贔屓(ヒイキってこう書くんだ)だったのか・・。でもまあ、西洋史に燦然と輝く都会、特に古代から中世にかけてナポリの右に出るような大都市は無かったという見方もできるから、そう言いたくもなるか。

Castel Sant'Elmo

エルモ城は実を言うと、行ったことがありません。今回ぜひ行きたい所の一つです。1275年からシャルル・ダンジュー(アンンジュー家)のお家🏠でした。16世紀に大砲用の要塞に変化して、ギザギザした形になりました。要するに街を管理するための要塞です。ナポリは、海の二つの城と丘の上の城、さらに街中に一つと巨大な城群で市民を包囲していたのです。1799年にパルテノペア(ナポリの古代名)共和国の反乱が起こり、市民に外国王室は追放されますが、あっという間に取り返され、反乱者たちは惨殺されたりこの城へ投獄されました。その中にユートピア思想で高名な修道士、トンマーゾ・カンパネッラが居ました。彼は宮沢賢治にも絶大な影響を与えた人です。その証拠に「銀河鉄道の夜」に彼の名が見られるし、賢治自身、理想共和国イーハドーブの実現に着手しました。(院生だった頃知り合ったイタリア人女性は、宮沢賢治の研究をしていたのが思い出されます。)



ここは360度ナポリが見渡せる場所にあり、最大の絶景ポイント💖

お城を歩き回って、牢獄の歴史と絶景を堪能したら、足元の聖マルティーノ大修道院へ。

San Martino

大修道院にはありがちですが、この世の天国を表すのか、呆れた素晴らしさ、壮大さです。お城を歩いて腹ごなしをした後、大修道院には様々な施設がありずっと見がいがあります。まず骸骨の装飾が有名な大回廊。ナポリが一望できる優雅な空間。以前書いているのでリンクを見てください。

https://artsaba.blogspot.com/search?q=%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8E

皆違った骸骨がいっぱい並んでいる中庭

教会はナポリの守護聖人ジェンナーロの宝物館で、ナポリ・バロックが炸裂。その他歴代の主人たちが使用した馬車が集められていたり、聖フランチェスコが考案したと言うプレセピオの博物館(イタリアにはよくある)で最高最大がここです。

Presepio

ナポリでは一々大きくて、歩くだけで大変ですが、これで複合券を使いきりました。本当にお得です。ゆっくり休みながら時間をかけて見学しましょう。

今日は間違いなくヴォーメロで夕食。沢山あるしカジノまである。お店を見ながらぶらぶらして決めたらいいね。

夜の聖エルモと聖マルティーノ

2018年8月15日水曜日

2018年9月イタリアの旅:ナポリ:新ジェス・ヌオーヴォ、聖ドメニコ大聖堂、超絶技巧の聖セヴェーロ

9月23日(二日目)

ナポリの二日目、日曜日の午前中。

Giuseppe SanMartino

今日は昨日買った複合券の残りを使います。でも朝早く高いところへ登るのと、夕焼けを見るのとどっちがいいでしょうか。昨日は朝一でカポディモンテへ登ったので、今日は最後に、もう一つの丘に登りましょうか。と言っても、ナポリの場合は、プーリアとモリーゼで本当に歩いて登ったのとは違って、交通機関を使います。

宿から近い聖キアーラから始めます。

Santa Chiara

日本のガイドブックにも載っている名所です。焼き物の化粧板で覆われた修道院中庭が非常に珍しく目を引きますが、宿に近いので余った時間で行きましょう。

Piazza Gesu` Nuovo

サンタ・キアーラを通過して出た広場は新イエス広場です。ナポリ・バロックの代表的なモニュメント(グーリアと言う)の向こう、頭がちょん切られたようなファサード(建築物の正面)を持つジェズ・ヌオーヴォ聖堂が最初の訪問地。側で見るとダイヤ型の非常に印象的なファサードです。ここにはエクス・ヴォート(信徒が祈願成就を感謝して捧げる品)のための礼拝堂があり、権力と支配を印象付ける壮麗なバロックから、時には怪しげな信仰に繋がりそうな民衆の信仰の姿まで、同時に体験できます。

Gian Domenico Vinaccia 

絢爛豪華なバロック礼拝堂の一つに、1677年に製作された70体の木彫聖遺物容器があります。名の知れた大芸術家ではないですが、そういう人がこれだけ素晴らしい作品を作れるのがイタリアの奥の深さ。今までゆっくり見る時間がなかったので、足を止めて観たいです。ここは大聖堂で聖具室も金ピカです✨

San Domenico Maggiore

イタリア最大の哲学者とも言われるベネデット・クローチェの名前がついた通り周辺には、重要な聖堂が密集しています。またグーリアが目に入ります。ナポリらしい雑然とした広場で、美術や歴史に関心がなければ、なんだあの汚い建物は?と思うようなのが聖ドメニコ大聖堂の後陣(聖堂の後ろ部分)です。でも入れば例によて素晴らしく、フランチェスコ・ソリメーナの「異端に対する凱旋」の天井画も見られます。

Francesco Solimena

ルネサンスでもそうですが、特にバロック以降の大流行した様式は、作品を見慣れない人には、どれも似たようであまり印象に残りません。ロココも新古典主義も、もっと言えば現代の抽象画などにも言えることです。でもそういった典型的な様式の中にあっても、よく見ると非常に美しかったり、感動的だったり、躍動感があったり、熱かったり、寂しげだったり、とにかく作品の仕上がりと与える印象は、結構それぞれ違うもので、そこが一流と二流の違いというか、製作者の違いです。同じ人物の作品でも良し悪しがあるのも当然で、ナポリではソリメーナの一番良い作品が見られます。

Giuseppe Di Stefano

ちょっと一息。ナポリのことを書きながら、このアルバムを聴いています。これぞ真のナポレターノ!芸術は不思議なもので、色や形、音だけで人の心を動かすことができる。ジュゼッペ・デ・ステーファノはその圧倒的な歌唱力で聴く者をノックアウトします。そうそう、日本ではカンツォーネと言います、ナポレターノではなく。私はロック、ファンクやシンガーソングライター系の音楽ファンなんだけど、昔からこのアルバムが大好きで、ナポリに行ったら是非、青の洞窟じゃなくって本場の舞台で、ナポレターノの歌声にぶっ飛ばされたいっ!っと思っていました。それなのに悲しきかな、ナポリでも最近はそういう舞台が無くなってきたと言うのです。(今、歌も悲しくなってる!ステーファノ大泣き!!)いろんな人に聞いているのだけど、この望みは叶うでしょうか。行く人たち、みんなで祈ろう。

San Severo

いよいよ次は驚異の聖セヴェーロ礼拝堂です。表紙のイエスの彫刻が最も名高いのですが、実は他の作品も全て恐るべし!です。ナポリに行って、ここへ来ないなんてあり得ませんっ!最近は目立つようになりましたが、以前は見つけるのが難しく、外からは全く隠された建物の中に、信じ難い常軌を逸した世界が展開します。

Cappella San Severo

最近は演劇や歌などイベントもするようになりました。全く当然です。全てが舞台空間そのものだから。舞台空間、それはバロックの極端な演劇性、劇的瞬間を捉えるバロック芸術に最も適合したものなのです。そう言えばナポレターナもバロック的。バロックは北部より圧倒的に南部イタリアで花開きました。いつも思うのですが、カラヴァッジョの暗く陰湿なバロック絵画と、なんと遠く隔たった感覚でしょう。それでもそこには通底したものがあり、この有無をも言わせぬ超絶技巧の聖セヴェーロ礼拝堂にも、奥底に存在するどす黒い不安のようなものが感じられます。そしてそれはこの地下で形となって現れるでしょう。

San Severo

わーきもちわるいよーっ!怖すぎるー!説明が知りたければ過去ブログを見てね。


この聖堂はあまりにも彫刻が際立っているので、絵なんて無いような気がしますが、実はちゃーんと天井画だって頑張っています。かわいそうなので全部よく見てあげましょう。地下のあまりに恐ろしい実験室の印象を振り払うように、もう一度一階の、技の限りを尽くした作品の共演空間を見渡したら、そろそろお昼の時間です。

私の人生で最高のピッツァはナポリでした。たった二種類しかないしシンプルこの上ないのに、この美味しさは何なんだっ!!!いつも混んでるし、全くゆっくりでき無いし、その上改装後食べてないので、味が変わってないか心配ですが・・・。行ってみる?


2018年8月11日土曜日

2018年9月イタリアの旅:ナポリ:カタコンベ、ピニャテッリ館

9月22日(初日の午後)

Catacombe di San Gennaro

カポディモンテ+聖エルモ城+聖マルティーノ修道院+ピニャテッリ館のコンボチケットが二日間有効なので、22、23日に全て回ります。立地と入館時間を考え、お昼はカポディモンテのカフェで済ませます。フォカッチャなども美味しいと地元民が言っています!

Pasta

なぜなら次は丘から下ったすぐにある聖ジェンナーロのカタコンベに行くので、バス停位置を考えると絶対、大博物館内で食べるのがベスト。下の写真の一階にあります。

Capodimonte

バスで一駅、もしくは徒歩で9分(とは思わないけど)でカタコンベです。

catacombe di San Gennaro

ここはイタリア1のカタコンベと言われています。ローマに数では負けますが、歴史の古さと巨大さで勝つからです。ということは当然キリスト教世界一です。2世紀に既に存在し、キリスト教徒以外の人々が葬られていたようです。3世紀には最初のナポリ司教と共に拡大し、特に5世紀に、現在のアメリカでも大人気を誇る大聖人ジェンナーロが埋葬されてからは圧倒的な指示を得、その後のナポリ司教は皆ここへ埋葬されるようになります。数少ない初期キリスト教美術の証言であるフレスコも未だ色鮮やかに残っています。(最初の写真は家族のフレスコ)


最初の司教座聖堂もここに建てられました。今ではその後の度重なる改築で全く違った姿になっていますが、カタコンベの上に建っています。物凄く楽しみです🤗カタコンベとは地下深く掘られたお墓のことですが、夏でもまるで冷蔵庫の中のように冷えるので、羽織りものがあるといいでしょう。ただローマと違いここは、空間が広大なので寒さも和らぎはすると思いますが。

カタコンベ見学で異次元の空間を堪能したら、バスに乗ってピニャテッリ館へ。車で8分、丘を降りて港に面した、広大な土地に新古典様式の白亜の建築物がそれです。

Villa Pignatelli

約二千年前の信仰の空間から19世紀の貴族の豪華な空間へ。1826年にイギリス人のためにピエトロ・ヴァレンテが作り、かの大金持ちロスチャイルド家の手に渡り、最終的にピニャテッリ家から寄贈された館は、ナポリに無数にある見所の内の一つ。


映画監督ヴィスコンティのイタリア統一前夜を描いた超大作「山猫」の撮影もされました。貴族のアランドロンが成り上がり者の娘クラウディア・カルディナーレに惹かれてゆくのが、時代の移り変わりを象徴しています。最後の最も華やかなシーン。


当時の貴族たちが実際に着ていた衣装も陳列。庭園は馬車の博物館となっていて、フランスとイタリアで流行したものが中心とか。


最近は、生活がリアルにわかるようにお風呂も公開されています。大理石のシンプルな新古典様式は素敵だけど、日本人から見るとなんだか寒そう。


壁は部屋ごとに様々な素材が使われていて、革の打ち出しなど今では絶対できない技法。


このロッジャこそ、あらゆる時代に地中海人が求めて来た正統派の美を物語っていると言う気がします。柱は勿論ビザンチンの東方的な装飾でもなく、中世の混沌とした化物もいない、パッラーディオ風のアカンサスの柱頭でもなく、最も古典的な何も無いシンプルが極まったドーリア式。そこに古典古代の彫像の複製などを並べ、ロッジャの外には噴水、その向こうにはナポリ湾が見える。全くお金持ちって・・・。

ま、それでも私たちが現在様々な美術品を堪能できるのは、大いにお金持ちのおかげなんだけどさ。と、思いながら館を出ます。ここは5時までだけど何時かな?

宿の方へ、ナポリ湾をゆっくり歩いてゆきます。バスって手もある。

Castel dell'Ovo

卵城が見えます。遠くにはベスビオ火山の黒い影が。良い写真が撮れますように。

元気が残っていたら、道沿いにあるナポリ最大の聖堂を訪問。

San Francesco a Paola

ナポレオン時代にナポリの町の大改革をした結果生まれた、町で一番広いプレビッシート広場の中心にある、新たなパンテオンです。

Castel Nuovo

ついに絵のような要塞の威容が目に入ります。今まで見た中で、最も強烈な印象を与えるお城です。怖くて暗くて残酷な感じ。街にどれだけストレスを与えていたのだろうかって考えてします。

大ナポリの初日はこうして終わります。お夕飯はお惣菜など色々入手し、宿に帰ってみんなでくつろぎながら食べるのはどうでしょう?部屋はとても広くて、清潔だから。

ナポリで真のナポレターナ(カンツォーネ)を、間近で聞いてみたいと思っていたので、どこかで1日は必ず夜出かけましょう。サンタ〜ルチ〜ア〜🎵


2018年8月10日金曜日

2018年9月イタリアの旅:大ナポリ:カポディモンテ

9月22日(実質初日)

Artemisia Gentileschi

大ナポリの初日はいきなり首切りから始まります!

Napoli

大美術館へ行きましょう。ナポリの街を見下ろす、まさに王宮然とした二つの博物館が今日のメインです。

Castel S.Elmo / Museo S.Martino

イタリアはあちこちで、美術館+博物館+聖堂などの割引入館券を販売しています。ナポリでは、カポディモンテ+聖エルモ城+聖マルティーノ修道院+ピニャテッリ館が二千円足らずで訪問できる夢のようなチケットがあります💕日本だったら上の一つの博物館だけでそれだけかかるし、言うまでもなく内容は比較になりません。美術愛好家には嬉しくて涙が出そうな内容です😭

http://www.museocapodimonte.beniculturali.it/immagini/
カポディモンテのサイトです。作品画面頁にリンクさせています。

Capodimonte

カポディモンテとは「山の頂上」と言う意味で、ナポリにある二つの最頂部の一つを占めています。広大な庭園の中に、大倉庫として建てられたと言っても過言ではない大宮殿のようなお屋敷があります。ファルネーゼ家の人々は、善人だったかはともかく、有能で文芸、特に美術の鑑識眼においては突出していました。信じ難い量の、同時に質も高い作品を、しかも幅広く収集したのです。このファルネーゼ・コレクションが元になり、最後には文人ではなく軍人一家のサヴォイア家に渡り武器コレクションが増え、現在は現代美術部門も有する大美術館です。

陶器でできた部屋

膨大な収集品を収めるための館とはいえ、王宮としか言いようのない部屋も堪能できます。写真は有名な陶器の部屋。中国風(シノワズリ)デザイン。

Parmigianino

有名な作品もたくさんあります。数年前に上野にやって来たパルミジャニーノの肖像画は、日本人にも人気のある作品。 ラッファエッロの肖像画は彼の全作品中でも最高傑作。マサッチョやマゾリーノ、ボッティチェッリのようなフィレンツェ・ルネサンスを築いた人たちの作品、パウルス3世が教皇になったことで、セバスティアーノ・デル・ピオンボのように教皇庁で活躍した同時代の美術家の作品が中心です。ヴェネツィア派の作品も多いのですが、私はマゾリーノも好きだし、セバスティアーノとロットの大ファンなのでカポディモンテを愛しています💕

Masolino(部分)

Lorenzo Lotto

取り分け最初期の女性画家で、最大と思われるアルテミシア・ジェンティレスキの首切り場面(トップの写真は部分)は、あまりにも有名です。この他カラヴァッジョにしては大きさ、質、共に最高の「キリストの鞭打ち」や中世の作品では、ナポリ司教座聖堂にあったシモーネ・マルティーニの、当時の技術の粋を極めた祭壇画、ブリューゲルが代表するようにイタリア人以外の作品もあります。

Brughel

スペイン最大の画家の一人リベラの作品も何点もあります。リベラはスペインらしく、生々しいリアルを突きつけてくる画家で、激しい暴力的な画風も得意です。初めてここを訪れた時に最も印象的だったのは、いわゆる美術書には出てこないような作品、特に残虐性や暴力がテーマとなった作品です。超一流の画家は少なくても、明らかにそう言うテーマで収集したものと思われます。静物画(欧米では「Natura Morta=死んだ自然」と言う)も、狩られた鳥獣など恐ろしげです。

D.W.A. Bouguereau

確かにダンテは「神曲」地獄編にとんでもないことをたくさん書いていますが、全裸の男たちが争い、首に噛み付くのをダンテとウェルギリウスが興味深げに見ています。

Schedoni

この恐ろしげな一角で、私に深い印象を与えたのがスケドーニでした。カポディモンテへ来るまで知らない画家でした。バルトロメーオ・スケドーニは1578年モデナに生まれ1615年パルマで死んでいます。たった37才でした。絵を見れば分かる通り、超一流の腕前です。12才で画家として父の手伝いをしながら署名もしていたようで、16才でローマ(美術家としての頂点である教皇庁での仕事を求めて)へ発っています。フェデリコ・ズッカリ、カッラッチ、カラヴァッジョ等の影響が見られますが、代表作であるカポディモンテの「慈愛」などは、彼独自の、醜い対象を描きながらも美しい作品に仕上げる表現力が見事です。むしろ先に挙げた三者より、デッサンには卓越したものがあります。

Salone Pompeiano

王宮広間には様々なテーマがあり、ポンペイ風が上。数々の陶器や調度品、彫刻なども当然あり、まだあるのか、まだあるのかと最後に現代作品にたどり着いた頃には、クタクタになっています。

Roggia

ここが全ての入り口。この階段上がるのか!(もっと下にある)とうんざりしそうになるのを、気合いを入れて見学開始。それにしても昔の人は、貴族達も体力があったのでしょう。廊下を歩くだけで体力つくこと間違いなしです。

ありがたいことに美術館内にバチカンより百倍素敵なカフェがあります。

Capodimonte Caffe`

初日の午前中一杯カポディモンテで過ごします。お昼は簡単に。



2018年8月8日水曜日

2018年9月イタリアの旅後半:偉大なるナポリ

9月20日に成田から一緒に旅立った先鋒隊は帰国。チャ〜オ〜❣️

入れ替わりに21日、後半戦を戦いに成田からグループがやって来ます。私は20日朝、イゼルニアの駅まで先鋒隊を見送ってモリーゼに残り、21日にナポリに移動、その夜ナポリのカポディキーノ空港へみんなを迎えに行きます。ベンヴェヌーテ❣️(皆女性なので、語尾はテ)

Capodichino

夜なのでこんな感じかな。もちろん空港内で待ってる。みんなが出て来たらすぐ分かるように。

これからは「大ナポリとその周辺」の旅について計画を書いて行きますね。

空港から宿へは車で5分と言うこと。すぐ宿へ向かいましょう。宿は最高評価。ナポリ大学方面の環境の良い場所にあり、バルコニー付きのスイートとおしゃれなロフト風!


部屋はすごく広くて綺麗!もちろん清潔。何と言ってもこの窓の外には広いバルコニーがあって旧市街の様子がよく分かる。後半の旅は前半と違い、ナポリだけで何年もいられるくらい見るものがあるので連泊します。まずここに三泊。私は必ず宿と連絡取るんだけど、やり取りの感じも凄くいいよ。


宿はこの写真の左側の道沿い。早起きしたい人は港へ行っても良い。って言いたいところだけれど、単独行動はやめてね。南部は楽しいこともたくさんあるけどちょっとした危険も多いから、その辺は注意。






2018年9月イタリアの旅:持ち物確認

いよいよ旅が迫って来ました💙
旅の用意を始めましょうか?もちろん慣れている人は前日だっていいけどさ。

もしこれからスーツケースを買おうと思うなら、私は圧倒的に軽いのを選びます。

https://www.alitalia.com/ja_jp/fly-alitalia/baggage/hand-baggage.html
アリタリアのページです。

私の旅では、機内持ち込みに限っていますので、スーツケースの大きさや重量、液体の持ち込みかたなど確認してください。空港でカバンを開けることのないように。スムーズに通れるように注意。

冬の旅と違って、暖かい時期の旅は荷物もずっと少なくて済みます。必要の無いものを極力避け、荷物は少なくしましょう。日本人だけの貸切バスと違って、現地の人にまみれて、自分で荷物を運びながら移動するので、旅の間中ずっと楽です。

私のお勧め荷物は
1)できるだけ早く乾くアイロンの要らない衣類(当然下着も含め)
2)薬(解熱剤、風邪薬、胃腸薬、もちろん自分が普段必要とする薬)
3)交換の靴(絶対歩き易い、長く歩ける靴)
4)お土産などで荷物が増えた場合の折り畳める丈夫な鞄。
行きは荷物は預けません。乗り換えや鞄受け取り時間、ロストバゲージの心配もないので。でも帰国時は預けて問題ないから(大切なものは預けないのは当然)サイド鞄が活躍。鞄はスーツケースの上に乗せて運べる物がベスト。

当然カード、現金も必要です。(パスポートや旅券は言うまでもないよね。)多く持ち過ぎないけれどどこでもカードが使えるわけでは無いし、多少は必ずユーロにして持っていくこと。普段の財布ごと持って来て、必要の無いカードや保険証をなくした知り合いがいましたが、そういったことは絶対しないこと。

👗エレガントな装いもできるようにしておくと旅の内容が広がります。オペラやナイトクラブ、王宮礼拝堂などでの観劇に。

シルクの黒いワンピースはつぶしが効く

それでは旅支度も楽しんで❣️